2016年06月28日

リアル呪いに注意!映画感想『劇場霊』

書きかけで半年以上放置していたものを満を持して投稿!(忘れてただけデス)

『劇場霊』(2015)
監督:中田秀夫
出演:島崎遥香、足立梨花、他


【きっかけ】
東京ディズニーランドのお膝元、舞浜駅近くのイクスピアリ内の映画館「シネマイクスピアリ」で観ました。
さすが夢と魔法の王国の領内!
16スクリーンもあるシンメトリックで大層素敵な劇場でした。
そんなファンタジックな空間で、どす黒そうなホラーを見ようと思い立つ悪ノリ。

【あらいあらすじ】
自らのキャリアのステップとなる大きな舞台劇へと挑戦をする若手女優「水樹沙羅(島崎遥香)」。
本番へ向け稽古が進んでいくが、美術の小道具として運び込まれた美しい一体の美しい人形の周囲では怪異が起き始める・・・。
詳しくは公式HPとかで。

【感想】
監督の中田秀夫は、『リング』はもちろん、タイトル的にも似ている『女優霊』を撮っていて、どちらも恐怖におののいた思い出がある身として、期待に背筋を凍らせながら開演を待ちました。

結論からいうと、大型の遊園地にあるストーリー式お化け屋敷みたいな映画でした!
怖いところも大いにあるんだけど、どうもチープに感じて首を捻りたくなってしまう部分もありました。
とくに音楽とライティングが顕著で、「ア〜ア〜♪」という女性コーラスが主体になったBGMや、一番怖い瞬間をデーンと青っぽいライトで演出したり。
あえてなのかもしれませんが、昭和のお昼の恐怖ドラマ、お化け屋敷感が強すぎて、映画でこれやらなくてもいいのではと思ってしまいます。

途中まではリングのように呪いを解く方法を探して奔走するのだが、終盤近くで「いやもうこれ霊とかじゃないよ、なんか得体の知れないもんだよ!」的なことを宣言!
心霊映画の皮と謎解きを投げ捨てて、モンスター映画へと強引に移る展開はとても好きで、「おお、そうきたかい!やったれやったれ!皆殺しじゃ!」と、身を乗り出した瞬間でした。
日本でモンスター映画を成立させてやろうというスタッフの意気込みを感じました!
ただまぁ、こんな展開にするなら『劇場霊』というタイトルで見にきた人はコレジャナイと感じても仕方ない思いますが。
前述したように『戦慄!劇場人形の恐怖!!』のような、お化け屋敷的な題が似合いそう。

主演(?)のお人形さんは、暗がりの中に浮かび上がる綺麗なお顔がとてもよろしくて、存在感がありました。
肝心の襲いかかるシーンで動きが入るとイマイチ怖さ軽減なのが悲しいところです。

役者陣はハマっていて、島崎遥香のナチュラルに眉根を寄せた顔が、才能はあるのに機会に恵まれない若手女優の役柄にベストマッチでした。

「リング」や「呪怨」などのJホラーとは違う、和製怪物映画としてならほどほどにオススメです。
期待しないで見よう!

ところで・・・。
私が見た回では観客は10人ほどだったのですが、見終わった後に学生とおぼしき女の子二人が、「なんか頭が痛い。」を連呼していて、とても怖かったです。
一人なら分かるけど二人同時に・・・?
もし、ビデオなどで見る方は念のため盛り塩を用意しておきましょう!


おわり。

【今日の劇場マナー】
個人的にはタバコをくわえてる方の怖がり(驚き)方がリアルで一番ですね!
posted by コケシ at 00:00| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする