2015年06月14日

〜密室筋肉サスペンス〜映画感想『プレデター(3D)』




監督:ジョン・マクティアナン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、カール・ウェザース、ビル・デューク、他

【きっかけ】
なんでも3Dに加工すればいいってもんじゃないだろ!・・・見たい。

【あらいあらすじ】
コマンドー部隊の隊長ダッチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、フィリップ将軍(R・G・アームストロング)から召喚され、南米の密林の奥地でゲリラ達からの捕虜救出任務を任される。
かつての戦友で今は上官のディロン(カール・ウェザース)と、部隊の精鋭たちを引き連れて、ジャングルへとやってきたマック達。
密林の中を進むうち、無残に殺された死体を発見し、不穏な者の存在を感じる一行。
発見したゲリラ部隊を殲滅し、目的は達成されたかにみえたが、脱出地点へと向かう一行に未知の存在が襲い始める・・・。

【微ネタバレ感想】
知らない人の方が少なそうなのでネタバレありで書いていきマッスル。

1987年に公開された作品に、画質修正、3D加工を施したものでありマッスル!
この画質修正が、素人目にもかなりいい仕事をしていて時代を感じさせない迫力あり。
3Dに関してですが、こちらはさすがに後付け感が強いものの、密林という舞台と意外に相性がイイ!
鬱蒼と茂る木々が奥行きの対象となりやすいので、思ったより3D感があるんですよね。
ただ、3D用メガネを付けると、ただでさえ暗い森の中がさらに見辛くなるので、自分の環境によって良し悪しといったところ。

改めて見ると、プレデターという作品、密室サスペンスのような味わいがあります。
ジャングルという広大にみえる舞台も、プレデターから見れば、エサの入った鳥かご。
逃げ場のない密林という密室中で、為すすべもなく殺されていく完全武装の精鋭部隊の恐怖。
その直前のシーンで、ゲリラ相手に縦横無尽の大暴れをしていることからくるギャップも素晴らしく、黒いカタルシスがあります。

少しずつ残された手がかりで相手の正体を探り、打ち倒す術を探っていく過程が秀逸で、プレデターと人間の知恵比べという側面も見所。
またその中で出てくるセリフの数々が印象に残るフレーズばかりなんですよ!

「森が彼を襲ってさらった・・・」
「血が出るなら、殺せるはずだ」
「見えないんだ・・・(泥に光明を見出すシーン)」

全編を通してのセリフはそこまで多い方ではありません(とくに後半)が、どれも場面を盛り上げてくれます。

「いたぞぉおおおおおおおおおおおおお!!」
という、ビル・デュークが雄叫びをあげて機銃を乱射するシーンは、この映画の中で最も好きなシーン!!
それまで正体不明だったプレデターを始めて目視した人間の「とてつもない畏怖と振り絞る勇気」が混じり合った激情を堪能できます!
おそらく「いたぞおおおぉお」的なワードで画像検索すると一番に出てくるはず。(笑)

役者陣もそれぞれ個性的なマッチョを取り揃えており、筋肉映画としても百億マッチョポインツを叩き出していマッスル。
全盛期のシュワルツェネッガーを言うに及ばず、「ロッキー」のアポロ役でお馴染みのカール・ウェザース、インディアンマッチョのソニー・ランダム(マチェットで胸に切り込みをいれるシーンたまらんね!)、プロレスラーのジェシー・ベンチュラ等など、そうそうたる筋肉。
リック・ホーキンスは真っ先に殺されてしまうけど、2010年の「プレデターズ」では雪辱を果たすかのように彼のような細マッチョが主人公になって頑張ってくれているよ!

あれを見た時は「ああ、もう時代はプレデターの相手にゴリマッチョを求めていないのだな・・・。」と、さびしく思ったものです。
今、これを書きながら2の時点で主人公がゴリマッチョじゃなかった(ダニー・グローヴァー)という事実に気付いたけど、そんなことはもうどうでもいいでしょう!?(おい)

玄田哲章をはじめとした声優陣が、これ以上なくハマった日本語吹き替え版も当然のごとくオススメ!
というか、そちらばかりで3周みちゃったよ!
今こそ改めて見るべし!


おわり。

【今日のオススメ人型モンスター映画】
思いついた順に10本!

『マタンゴ』(1963)
美味しいキノコを見つけたらお友達にも分けてあげたくなっちゃうよね!
大丈夫大丈夫、ちょっと体がキノコっぽくなるだけだから・・・。

『ザ・フィースト』(2006)
荒野のど真ん中にあるバーで飲んでると笑っちゃうぐらいド外道のモンスターが襲ってくることもある。
B級ホラーのお約束を知っていると楽しめるよ。(品がないから注意だよ!)

『ミミック』(1997)
地下鉄で見知らぬ人に時間をきいたら、急に羽根を広げて飛びかかられて殺されるかもしれないので注意だ。
やつらに襲われない方法?一匹ぶっ殺して体液を全身に塗りたくればいいんだよ。(真顔)

『シュレック』(2001)
ディズニーアニメにカウンターパンチを放ったのは緑のオッサン!?
日本に来たらなぜか関西弁になるのもファンタジーの為せる技だ。(吹き替え:浜田雅功)

『ミザリー』(1990)
あ、人型モンスターじゃなくて、モンスターのような心の人間だった。

『チャイルド・プレイ』(1988)
そもそもあんな見た目の人形を身近に置く方が間違ってる!

『霊幻道士』(1985)
今になって考えると倫理的にとんでもない話だな!
小さい頃はよく霊幻道士ゴッコをしていました。

『スペースバンパイア』(1985)
美女がおっぱい丸出しで迫ってきても油断しちゃいけない!
トビー・フーパーの放った語り継がれる迷作。

『インビジブル』(2000)
もし、透明になったら寝ている女性のおっぱいを揉むし邪魔なやつらは皆殺し。人間だもの。
トレマーズで生き残ったケビン・ベーコンが外道になって大暴れ。

『トロール・ハンター』(2010)
君もハンターのおじさんと一緒にトロールの生態をお勉強しよう!

posted by コケシ at 00:00| 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする